アトピー性皮膚炎 自然妊娠の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
30代 女性
アトピー性皮膚炎で全身が赤く、腫れたり、痒みが酷い状態のため、漢方薬を飲んでいきたいと来店されました。
1年ほど前にステロイドをやめて、一気に悪化したそうです。
体が乾燥して痒みもあるようです。
胃腸も弱く、胃もたれしやすいそうです。
生理不順で遅れがちになり、生理の色が黒い色で塊も多いそうです。
出来たら、赤ちゃんも自然に授かりたいようです。
眠る時間帯も遅いそうです。
ストレスでイライラしたり、体も疲れやすい状態が続くそうです。
中国医学的に『血熱旺盛』『気血両虚』『肝鬱血瘀』の状態と考えられます。
その為、体の熱毒素を解毒していく漢方、「血」の巡りを良くしていく漢方、体力や血液を補っていく漢方をお渡ししました。
1か月ほどして、胃腸の調子も良くなってきたという報告を受けました。
体の赤みが少しずつひいてきているようです。
2か月目に入り、生理の色が赤くなり、塊もなくなったという報告を受けました。
皮膚の赤み、炎症もひいて体調もいいそうです。
3か月ほどして、赤ちゃんが授かりましたと報告を受けました。
体の熱感は少し残るが痒みは気にならないそうです。
体調がいいため、引き続き妊娠中で飲める漢方を飲みながら、皮膚の炎症をとるものをお渡ししております。
中国医学の考え方は、毎日の食事や生活リズムにより、胃腸に負担かかり、皮膚の炎症が悪化しやすくなります。
甘い物、脂っこい物、刺激物、欧米食、味の濃い物、お惣菜などの摂りすぎは体の中に添加物、老廃物が溜まりやすくなり、皮膚に炎症として出てきます。
その為、体の中から毒素を解毒していく必要があります。
また、体が疲れやすくなったり、血流が悪いと皮膚にも婦人科的にもよくありません。
体力や血液を補いながら血流を良くしていく物を使うことで生理のリズムも正常に戻ってくる方もいらっしゃいます。
体が疲れなくなってくると余裕ができて子宮にもエネルギーがいきやすくなります。
中国医学の場合は皮膚科、婦人科、内科と分けずに総合的にみて、必要なものをお渡しできます。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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